ヒデ

散歩する侵略者のヒデのレビュー・感想・評価

散歩する侵略者(2017年製作の映画)
2.6
黒沢清の映画はこれが初めてです。結構人気の監督ですよね。早速レビューに入ると正直この映画は微妙でした。この映画はちょっと雰囲気が苦手というか。B級映画感が感じられるシーンもあれば真面目なシーンもあったりバイオレンスなシーンもあったり。雰囲気を統一しなくても良い映画は沢山あります。でもこれはただ沢山詰め込んだだけに感じられました。そして真面目なシーンでも話してる内容が結構アホっぽいです。宇宙人3人が集まったら地球が終わると言ってますが、集まる必要性が皆無です。普通に一人で仲間の宇宙人と交信すれば良いのになぜかみんなでやろうとします。そしてこの映画には恋愛要素もありますが、それも寒いです。単純に面白くない恋愛だったし、台詞もダサいです。そしてCGもクソです。完全にグリーンルームで撮ったのが丸わかりです。なんか音楽はすごい真面目なのに、話してる内容がバカすぎてすごいどう捉えて良いのか分からないシーンもありました。人によっては好きかもしれませんが個人的にはただ退屈な映画でした。
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