映画は最高の娯楽

エンド・オブ・ステイツの映画は最高の娯楽のレビュー・感想・評価

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)
4.3
シンプルに面白い!

今作ではアーロン・エッカート大統領が離脱。その代わりに物語はトランブル(モーガン・フリーマン)とマイク(ジェラルド・バトラー)中心に。シリーズを重ねてきたからこその2人の信頼関係が素晴らしい。

大統領暗殺未遂の容疑を晴らすため、奮闘するサスペンス色あるストーリー。王道ながらも一人闘う姿に燃える。父親との再会ドラマも良し、アクション良しのシリーズ最高傑作。

予算削減もあり、アクションのスケールは前作と比べると小さくなったが、ドローン爆撃の容赦なさ、とにかく爆発に全力を注いだ演出が楽しい。
籠城戦という状況下で、珍しく苦戦を強いられる戦闘も緊張感が気持ちいい。

爆弾じじいこと新参戦、ニック・ノルティ演じる父親の存在感もバッチリ。(雰囲気も何処か似てるしgood)
顔を見ただけで安心できるモーガン・フリーマン演じる大統領も健在。
黒幕も人間臭くていい感じ。

色々雑なんだけど、それを上回る面白さのある大味アクションの気持ちよさ。
ラストの盛り上がりが格別。
やっぱりこのシリーズは大好き。


ただFBIの異常な無能っぷり、奥さん役のキャスティング変更が悔やまれる。