一之瀬葉月

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の一之瀬葉月のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とっても不思議な気持ちになった作品だった。
何回も何回も繰り返す事でなずなと典道の世界に入って行って最後は2人の世界になる。とっても幻想的だけれど、花火見たいに一瞬で儚かった。でも散る所までとてもきれいだった。
白い風車が世界の時の流れや進む速さを教えてくれたように映像が訴えかけるものが多かったように思える。もしも玉の中身のコイル?がifの文字になってたのも良かった!!
アニーメーションである限り全て誰かが意図を持ってかいてるから繰り返し見ればそれこそこの映画を下からみたり、横からみたりできるのじゃないかと思う。
なんでなずなはそんなに家族から街から離れたかったのかとか、なずなはいつから典道くんをどういう風に気になっていったのかとか情報が少なかったのか、拾えなかったなのかは分からないけど、どうしてと思うシーンが多かったからそのあたりは実写や原作小説読んだり繰り返し見たりしたらなにか発見があるのではないかと思う。

菅田将暉と広瀬すずの演技は、ただでさえ思春期の複雑な感情でプロの声優でさえ難しそうな役を初挑戦と2回目がやるにはちょっと役不足だったかなぁ。リアクションは良かったりするんだけど、会話の距離感とか発っせられた言葉の音に違和感を感じる事が多くて少し気持ち悪かった。
周りはさすがと言う感じに上手かったけど、基本一緒に会話するのは祐介ぐらいだから引っ張りあげるのは難しかったのかなぁって思う。

先生カップル??が結構好き(笑)!!