ある程度の年齢のいった子供なら楽しむ事が出来るのかもしれないが、どちらかというと芸術的なアニメが好きな人の方がハマるのではないだろうか・・・。
因みに11ヵ月になる息子は見向きもしなかった。
手の込んだ手抜きとも言える作画と、思わず「おかあさんといっしょ」を連想させる音楽と発声であるが、その内容はかなりカオスである。
これらが融合して何とも言えないシュールで面白く、中毒性のある狂気の作品に仕上がっている。
どちらかと言うと、アニメ「銀魂」の人気投票編で流れたOPにかなり近いのだが、中毒性は遥かに本作の方が上であり、一度聴くと耳から離れない。
劇中で100万キロといった単語が出てくるが、これを聞いて「ドラゴンボール」の蛇の道が頭によぎったのは私だけではないはず・・・。
僅か2分程で鑑賞出来るので、シュールで狂気じみた作品が好きな人にはかなりお勧め出来る作品である。
