面白い！
エイリアン3から約200年後です。そんだけ経てば科学ま発展するもので、なんとリプリーが復活。就労施設で採取した僅かな血液からクローンが作られた。リプリーが復活したのは副産物であり、本命はリプリーの中のクイーンを再生させること。血だけでリプリーだけじゃなくお腹の赤ちゃんまで復活させちゃうのはすごいね。しかもリプリーは少しエイリアン化しているようで、血液が強酸性やしパワーもある。おまけにエイリアンに敵対されない。主人公バフ盛り盛りやね。
あとは悪の結社ユタニ社は買収されたようで、宇宙開発の下地を作った日本企業が買収されちゃうってのが皮肉。
水中シーンではサメ映画の鉄板みたいに一人は必ずやられる、というのを実行していて良かった。更にそれだけに留まらず、出口には大量のエイリアンの卵。あれは絶望。
クイーンからの出産シーンはハンターハンターでメルエムが生まれる時によく似てる。
本作では今まで一切見られなかったエイリアンがエイリアンを攻撃する、というシーンもありましたが、それだけあのクイーンが妊娠した超エイリアンは異質だったのでしょう。
コールちゃんに焦点を当てて見るのもとても面白い。これまでのエイリアンシリーズで1番人間っぽいアンドロイドであることを意識して描かれていた。仲間がふざけて仲間を傷つけることに怒りを見せたり、とても感情豊かなアンドロイド。例の如くチョンパされて死ぬ気がしていましたが、そうならなくて良かった。
続編があってもおかしくないから、また続きが見られたらいいな、と思いました。
