lemmon

テレグラフ・ヒルの家のlemmonのレビュー・感想・評価

テレグラフ・ヒルの家(1951年製作の映画)
3.4
エンタメ作品としては手堅い👍。

死者に成り代わるという意味では先日観たバーバラ主演の「死者との結婚」を思い出す(成り代わったことへの葛藤描いた傑作ドラマだった)。それと比べるとエンタメとしては充実しているが、ドラマの盛り上がりや、成り代わるといった要素の入れ込み不足は少し勿体無さを感じた。

ヒロインは戦争時に収容所で辛い思いを🥺。
そこで知り合った女性と友達になったが彼女は亡くなる。ヒロインは、生前幼い頃に会っただけの叔母に一人息子クリスを託したという女性に成り代わることに。アメリカの地に降り立つが、叔母は亡くなり、一人息子には後見人がいて、、、。

本作は叔母を敬愛し、クリスを愛する家政婦マーガレット(フェイベイカー👏)のねっとりとした恐ろしさが良い。あとはわかりやすい後見人の企み😂。

画角はしっかりしており、流石はロバートワイズ監督。ただ観終わると、、、あれ?ヒロインって成り代わったんだよね?道中のハラハラは別要素だったなあ🤔。と。

ま、これはこれでありか!

※コルテーゼとベースハートはこれを機に結婚した模様。コルテーゼのビジュアルってなんかこう掴みどころのない印象。美人なのか?ただ存在感は唯一無二でカッコ良い。
lemmon

lemmon