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ぼくの名前はズッキーニのryusanのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
4.2
孤児院に集められた様々な事情の子供たち。
観光資源と伝統産業に守られ豊かで幸せな国というイメージの有るスイスの中で、親の離婚、家庭不和、不法入国、ヤク中、殺人、窃盗、性犯罪などの負の部分を子供の目を通して描がいた作品。

そんな不幸をトラウマに持ちながらも互いを気遣い自由に生きる子供達。

そんな子供たちに心ある人たちの愛が救いを与える。

コマドリ撮影のアニメがテーマの深刻さを和らげてくれる分、問題点がより精製されて心に響く。これは絶対アニメで正解。
原語のフランス語で観た方がより生の雰囲気が出ていると思います。

これが好きなら「わんぱく戦争」(1961)もおススメ
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