3回目の鑑賞。
どのシーンでどのセリフが出てくるのかも何となく予想できるようになった気がする。
一見台湾映画特有の初々しい初恋がメインになってるように見えるが、実はそうでないところがこの映画の一番大きい魅力だと思う。
ストーリーが進めば進むほど閔綠が可哀想で仕方がなかった。映画を観てて辛いとまで思ったのはほぼ初めてかも。
変わるのは愛じゃなくて人だ。
このセリフが一番心に刺さった。
距離が離れると心も離れてしまう。
多分恋愛だけじゃなく人間関係全般においてそうだと思う。
離れてからその人の大切さに気づくこともあるだろうけど。
時間の経過とともに人は変わってしまう。
正にその通りだ。
それが愛だろうが友情だろうが永遠なもんなんて無い。
人生はバスみたいなもので、ある人が去っていけば、また新しい出逢いがやってくる。
だから大切な人が傍からいなくなったとしても、最初は辛いだろうけど、いつか時間が解決してくれるはず。
、と閔綠に伝えてあげたかった。
個人的に心蕊のキャラは嫌いじゃない。ちゃんと将来のことを考えてて、自分のやりたいことを見つけた上でそれに向かって努力するところはとても素晴らしいと思う。
ただ、もうちょっと相手の気持ちに応えて欲しかったな。
正直ちょっとクズだなって思うところもあった。まあ、彼女も彼女なりの事情があるだろうけど。
総評としては、とても現実味のある作品で感情移入しやすかった。
今まで色んな台湾映画を観てきたのだが、その中でもダントツに瑞々しくて切ない印象まで覚えた作品だと思う。
観るたびに中国語に対するモチベが爆上がりしちゃう、、聞き取れるようになりたい🥲