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夜は短し歩けよ乙女のpippoのネタバレレビュー・内容・結末

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます


等倍 92
図ったかのような夜だった。京都にいる。下京区というらしい。見終えてLINEを開いたら、友人から配属先の連絡があった。大学を卒業するんだなと感じた。

この曲をもう何度聞いただろう。中2の頃からアジカンを聞き続けている。もっと早く見ればよかったなと思う映画があるけど、これほどこの好機に見た映画もない。
開始してから20分で起承転結が決まり始めた。内容でも触れられている通り、4つの季節で話を分けているみたいだ。
それぞれ主人公も違って、一つの夜が進むのに、違う視点から展開していく。当たり前のことなのに、なんだか新しく感じるような気もする。
ナカメ。YoutubeでCMまとめをみたり、MADをみたりして、いつかこの映画を見たいなと思っていた。京都旅行2日目の今日。ランチに焼き鳥屋のうまいラーメンを食べていた時、今夜は映画でも見ようかなと、ふと思った。京都が舞台の映画。この旅行が人生で最後の長旅になるんだろうか。
とにかく勢いの2文字が似合う映画。話が彼女のようにどんどんと進んでいくのに、おいつけなくなりそうになる。
最後の5分はなんともいえない映画感があって、これを劇場で見られたらと思ってしまった。

星野源の熱演。

映った餃子の王将で胡麻団子を買って食べていた。胡麻団子が3つ入りだとは知らず、2人前を頼むところだった。
きれいな街だ。登録した数になるけど、700作目だった。人生面白いこともある。
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