小説を先に読んで、
四畳半のアニメを観て世界観に慣れていない人には楽しめないかもしれない
私は四畳半で森見登美彦にハマって、アニメを擦り切れるほど観て、その後森見作品を読み漁った学生時代を思い出し、今回の映画も期待値が異常に高かった
それゆえに感想として映画でなくアニメとしてじっくり観たかったなあと感じてしまった
きっとじっくり登場人物にスポットを当てていけばもっと感情移入できたと思う
また、一夜の物語に収めることは、映画にする上で画期的な演出だったのかもしれないが、流石に時間の流れとして無理があるかなと思ってしまったのが残念
あと短編小説を2週に渡って先着順に配布するのはちょっと如何なものなんだろ
どう考えても君の名は程の商業的な成功要素は無いだろう
大好きな小説を映像化してくれたことへの感謝と、今後も森見登美彦作品を見たい希望を加味してこの点数です