つけめん

ダンケルクのつけめんのネタバレレビュー・内容・結末

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

最初から戦争の音を感じて、自分もダンケルクに取り残された何十万人の1人の気持ちを味わい、見えないドイツ兵と戦闘機への恐怖感によって、一気に映画の世界に引き込まれた。

とにかく緊張の連続で、絶望しながらも民間船や空軍の視点で希望を見出しつつ、最後まで何が起こるかわからない戦争の世界を追体験できる映画だったと思う。
視点の切り替えや時系列のズレで飽きさせない演出だったが、少し不明瞭な点もあったのでまた是非映画館で観たいと思った。

ただ、観終わった後の疲労感というか無力感というのかわからない重い気持ちになるのは確かです。映画を観てただただ楽しい気分になりたい人にはオススメは出来ないです。
それでも映画館でしか味わえない音響効果でリアルな映画体験が出来る素晴らしい作品なことは間違いないです。
ノーラン監督作品のお気に入りがまた1つ増えました。
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