正当なエンタメ作品ではない。
前情報はほぼナシの状態で、ただTOHOシネマズデイだから観ただけだった。
君の名は。とか、この世界の片隅に、みたいなのを期待していたが、完全に裏切られた。
京大生?が京都の木屋町でお酒を飲むところから話はスタート。
映画館の客席は20時35分スタートだからか結構空いていた。そしてストーリー開始早々、失敗したなと思った。ただ、途中退席できない魅力を薄々感じた。
この映画は、とにかくうるさい。声でかい。絵が上品じゃない。やかましい。
でも、大学生のゲリラ演劇あたりから、苦笑が本当の笑いに変わった。パンツ番長の歌とか、ミュージカルそのものだった。
「もうやめてくれ」と言っても目の前でしつこく笑わそうとする奴がいると、最後はどうしても笑ってしまうタイプの人がいたら、その人にはオススメの作品。
実現することは叶わないが、強めの酒を飲みながら観てみたいと感じた。