はつみ

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!のはつみのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

泣けると聞いていて多分いい映画なんだろうけど、泣けるほどではないだろうと思っていたんですが、泣ける人の気持ちがすごくわかるくらい最後はぐっとくる映画でした。

今回はポケモン20周年記念ということで初期のピカチューとの出会いからの映画でした。
ただ、昔のをリメイクするだけではなく新規のポケモンや今見ている子供にも楽しめるようにきちんと作られていて、昔ポケモンを見ていた大人も今の子供も同時に満足できる幅広い年齢層に支持を持てる映画でした。

私の最初のイメージはサトシとピカチューが仲良くなるまでを映画にすると思っていたのですが、仲良くなってオープニングに入りました。これは正直拍子抜けで、これ以上の展開は全く期待していなかったのでオープニングまで(ピカチューがサトシと信頼関係を得るまで)がピークだなと思いながら見ていました。
しかしそのあとも、キャタピーが後々お別れする要因だとひしひし感じながら、ヒトカゲとの出会いが結構好きでした。あとライコウが最高にかっこよくてまじでライコウ先輩ぱないっす!ってずっと思っていました。

ただ、バタフリーのお別れシーンは90分の映画に収めているので正直、足場やで全然感動というか余韻もくそもないなぁと感じました。

ラストのサトシが死ぬ(?)シーンは最初のピカチューと仲良くなるシーンをリフレインさせていてとてもいいと思いました
それで、まぁサトシがなんか消えたんですが、劇場で見ていた子供が「(サトシ)死んだやろ?」っていってて面白かったデス。
んで、子供向け映画なので仕方ないのですがよくわからない奇跡でサトシは生き帰ります。ここはミュウツーの逆襲と一緒の展開ですね。
あのラスボスのよくわからん灰色のポケモン派結局なにがしたかったのかわかりませんでした。熱烈なホウオウファンだったのかな。


まぁともかくすごく突っ込みどころも多いのは確かですが、それ以上に今の子供も昔見ていた大人も納得のできる面白いよくできた映画だと思いました。
はつみ

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