このレビューはネタバレを含みます
あまりにもキャラクターがごちゃごちゃしててわかりずらかったし、何よりコナンと関係ないまじっく快斗やYAIBAのめっちゃ出てくるのはさすがにう～ん。特にYAIBAは知らんし。
年々蘭姉ちゃんが良い女になっていく。
マジで色々察しが良すぎて、いい女。強いし。
平次和葉カップルメイン回でした。
ただ、異次元の狙撃手以来の、映画初だしの重要ネタバレということでしたが…。
まぁ、怪盗キッドのお父さん（黒羽盗一）は実は生きていたし、実は新一の父親と双子の兄弟でした。だから、新一と怪盗キッドは顔が似てる。
なんか、もう全然うれしくない発表だったし、色々ツッコミどころ満載すぎて。
青山先生は視聴者に対して「新一と怪盗キッドの素顔が似てるのは作品都合だけじゃないよ」っていうびっくりをさせたいために、この設定にした結果なんか色々とっ散らかっちゃった気がする。
だし、怪盗キッド側の都合とか、名探偵コナン側からしたら知らんし。怪盗キッドがなぜ、ビッグジュエルを求めてるのとかまじっく快斗側の話だし、名探偵コナンしか追ってない人は意味不明なんじゃないか。
最近の映画の中で一番犯人わからなかったかも。
というかその前に武器商人とかも出てくるからそっちも悪人だろってなっちゃった。
カドクラはなんか倒せたかもしれないけど、最後結局その武器商人一派は船で逃げてなかった？
なんかそこもモヤっとしちゃいました。
アクションもかなり抑えめ（プロペラ機の羽の上で戦闘したり、ロープウェイの上をスケボーで走るのが抑えてるかどうかは謎だが）で、何より今作巨大建造物の倒壊や爆発（もしくは爆発未遂）がなかったのが、コナンのお約束から外れていて残念。いや、函館山爆発未遂だったけど、なんかちがったなぁ。
本来だったら、五稜郭爆発させるんだろうけど、現存物なのでむりでした。
何より、お助けキャラが多すぎて、どうなるんだろうハラハラドキドキがなかった。
怪盗キッドや、金持ちお嬢様紅葉さん＆伊織、沖田くん、蘭姉ちゃん、警察。
どんだけ、平次が落ちたりピンチになったりしても、どうせ誰かしら助けてくれるやろっていう安心があって残念でした。
紅葉＆伊織に関してはマジでお助けキャラとしてしか映画上機能してなくて、なんだかなぁとなりました。
つまらなかったとは言わないけど、近年の中では下の方かな。
来年は小五郎っぽいので、ストーリをちゃんと練ってきそうで面白そう。かなり楽しみ。
