ゴージャスで大胆で破壊的、そして何よりめちゃくちゃ才能に溢れたパワフルなヴィラン誕生！正直「101匹わんちゃん」に出てくるクルエラってそんなに出番がないので、ここまで魅力的なヴィランに化けるとは思ってませんでした。
クルエラのほとばしる才能と怒り（そして悲しみ）が爆発した衣装やパフォーマンスはホントどれもさいっこう。音楽も往年の名曲ばかりでめちゃくちゃテンション上がります。
対するエマ・トンプソン演じるバロネスの気品と威圧感に溢れたキャラも絶対的で、最後までどっちも負ける気がしない気迫にわくわくハラハラしました。
クルエラの手下、ジャスパーとホーレスたちの意外な関係性も良かった。特にハウちゃんこと、ポール・ウォルター・ハウザー演じるホーレスとウィンクのコンビが魅力たっぷりでかわいい。
てかこの映画、本当に魅力的なキャラしかいないな。マクストの静かだけど大事な存在感もぴったりでした。
観てる最中からこれはDVD買おう！って決めてたので、発売が今から楽しみです。
↓↓↓ 以下ネタバレ感想 ↓↓↓
ネズミのコスプレしたウィンクが可愛過ぎだった～！
バディと言い、クルエラサイドにかわいいわんこたちが出てくるとは完全に予想外でした。
しかも、逆にあんな歯をむき出した恐ろしいダルメシアンが出てくるなんて。「101」大好きだったら子ども泣くけどいいのあれ？？？ww
昨今、毛皮って社会的にセンシティブな題材になっちゃうから、そこはあまり触れない映画になったのは理解できるとして、この映画のラストから「101匹わんちゃん」に繋がるとしたら、子犬を買い占めて毛皮のコートを作るというのはあくまで建前で、屋敷でたくさんのダルメシアンに囲まれて暮らすクルエラも無きにしも非ずだなって想像してちょっとほっこりしました。
