このレビューはネタバレを含みます
悪役の実写化エピソードゼロシリーズ。
クオリティが高いものは、まだ今作とマレフィセントしか知らないが、今後も増えていくのだろうか。
個人的には面白くて好きな作品だった。
マレフィセントと同じく、純粋な悪役だった原作を知らなくても楽しめるような内容ではあったが、知っていた方がより楽しめるのは間違いないと思う。
ただ、ストーリーだけで考えた場合、育ててくれた母の仇が実母で、葛藤しつつも痛快な復讐劇。と、よくあるようなテーマではあった。
知り合いにこの作品を勧める時、観てみたいと思ってもらえるようなストーリーの説明ができるか。と考えて貰えばしっくりくるような気がする。その場合はやはり、主人公が"クルエラ"であることに触れざるを得ないだろう。
再度記載するが、個人的にこの作品は面白くて好きだ。
この作品で前提となっている、クルエラという"キャスティング"において、皆が知っているクルエラの意外な一面とらしい一面を両立させながら、クルエラを好きになってもらう脚本や演出。キャラをより立たせるためのストーリーだとすれば、全体的にいい作品だったで間違いないだろう。
推敲なしの書き殴りで文章の程をなしていない気がするが要は、単なる有名な悪役を掘り下げることで痒いところに手が届いた作品だった。
結局このような作品は気になるし好きだし面白いと思えるから、観てよかった。
どんな役でも不思議な魅力のあるエマ・ストーン好き
