ヘッドチーズ

マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディションのヘッドチーズのレビュー・感想・評価

4.6
実際に見たわけではなく、プレーヤーの色彩設定を変更して、疑似モノクロ版を鑑賞。邪道だ!と感じた方はごめんなさい汗

個人的にカラーよりこっちの方が好みかも。
モノクロというとチープ、古いなどのイメージがあるが、マッドマックスは荒廃した未来が舞台の作品、故にモノクロが画になるのだ。

もともと色彩の濃いこの映画はモノクロになると映像がよりシャープになり重厚な印象を受けた。

砂漠の光景や改造車両が砂漠を走る姿は黒澤明の作品を彷彿させる。

夜のシーンも素晴らしい、沼地での不気味さも際立って良かった。

その一方でクライマックスの死闘シーンは色彩の情報が乏しく、ごちゃごちゃしてわかり難く感じた。

しかし結果はカラー版を凌ぐヘヴィでクールなマッドマックスを見れた喜びを感じたのだった。
ヘッドチーズ

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