ロナウドグミカンパニー

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのロナウドグミカンパニーのレビュー・感想・評価

4.0
元五輪出場フィギュアスケート選手トーニャハーディングの伝記的作品。

フィギュアスケート界での最大の事件をシリアスではなくコミカルに描いているところがすごく面白かった。
また、我々見ている視聴者に対して語りかける技法や現在歳をとった当人たちがインタビュー形式で物語が展開される(現在を演じているのもマーゴットロビーやセバスチャンスタン達)などの技法が他の伝記映画とは違くて面白かった。

フィギュアスケート界のはみ出し者であるトーニャを揶揄する映画ではなく、事件の真相が明らかになるにつれ彼女のフィギュアスケートに対する思いや、周りの人間に恵まれない中でも世界と戦った強い女性の姿が見れて彼女のことを好きになる作品でした。