このレビューはネタバレを含みます
人にはどんなに離れようとも離れられない人、もがこうとも抗えぬ運命、というものがあって、それから逃れることはできない。
そんなメッセージを感じた作品だった。
もっと希望の持てるメッセージが欲しかった、と思ったのだけど
実際にこれが実話に基づいている以上、
どんなストーリーが良かった、という問題ではなく、事実だ。
でも、この事実が映画化されたことによって、トーニャも少しは報われただろうな。
そして、今はトーニャの、スケート以外の人生は はじまっていて、別の面から見たら、あの法廷でスケート人生が終わったことはむしろ、幸せの始まりだったのかもしれない、とも思う。