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ピーターラビットのChihiRocKのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
2.0
原作ファンな私はダメだった。
ピーターラビットの世界の現代互換なのは100歩譲るとしても、ピーターがあんなアメリカンなパーリーピーポーになるなんて。。。

原作は、自然の美しさや厳しさ、残酷さ、人の営みと動物の生活との摩擦を綺麗で可愛いイラストと共に教えてくれました。
また、服を着た動物たちを通して、当時のイギリスの紳士、淑女の生活を感じたものでした。

ところが、どうでしょう!?
匠の手にかかるとあら不思議!!
映画では、ただただ馬鹿騒ぎするだけの能天気な動物に成り果ててしまいました。
ああいう、明るいお馬鹿な冗談を交えないと観客には受けないのでしょうか?
じゃあ、ピーターじゃなくて良くない?
というのが主な感想です。

ピーターから頭を切り替えて動物いっぱいのほのぼのコメディとして見れば、まあまあ面白かったので☆2つで。

やたら金かけた上、キャラクターだけ拝借した同人作品を観たと思うことにします。
イギリス本国の方々の反応が気になるところ。
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