参鶏湯と三層肉

ピーターラビットの参鶏湯と三層肉のネタバレレビュー・内容・結末

ピーターラビット(2018年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

「大きな美点は欠点に。そしてビアは森へおかえり…」

〜〜〜

点数は、ウサギの耳っぽく「2.2」にしました☆(したらあんまり耳っぽく見えなかった)

と、言うことで、この映画の悪いところはね(早速)、マグレガーことドーナル・グリーソンが全然憎めない!!!というか、むしろ大好き!!!!!なキャラクターになっているからだよ!

ピーターの「殺」とした戦闘意欲は衝撃的だし面白いんだけどさ、殺す相手はやっぱそれなりに悪人じゃないと、「このウサギ、普通に生活して頑張ってる人の人生をめちゃくちゃにしやかったな〜」という、「ピーターラビット」というタイトルでありながら、最悪な印象を持たせてしまうのだ。いやマジでミートパイにしてやろうかと思ったわ。

グリーソン氏はこれまでも他作品で見てきたが、どの作品よりもキュートでセクシーだったと感じる。玩具店で努力を続けているし、休暇に出されてもめげずに闘志を燃やすし、管理能力も抜群だ。いや、好きになるよね?

なのでグリーソン氏はめちゃくちゃ良いキャラでこの映画の美点でもあるのだが、大きな欠点でもあると感じた。


そして、更なる問題は、お隣さんのビアだ。終始「何だこの女」とツッコめる発言。テメェの庭でウサギでも害獣でも育ててろや。あと、大事にしてきた"森のお友達"は一瞬で切り捨てるし、好きな異性の話も聞かず常に自分の思想を強要しているのが観ていて本当腹立った。アトリエ破壊される罰は下っていたが、全ての誤解がとけた後には、それなりの謝罪か更なる罰を下してほしかったね。もう、いいから。そんなに大切なら森へおかえりよ、、、、