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犬ヶ島のなのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.5
ストップモーションアニメには、なぜか尊さを感じる。
まず、ウェス・アンダーソンが日本を描いてくれたことに感激。
世界観も素晴らしく、クレジットがカタカナ表記なのと、日本人は日本語、犬は英語、っていうアイデアが面白かった。
ただ、終始忙しないというか、人形の細部とかじっくり見たいのに、シーンの展開が早くて落ち着かない。でも、ストーリー的には淡々としてて起伏が乏しいというか…。(うまく表現できないもどかしさよ!)
どこが悪いというわけではないが、「ものすごく好き!」って感じにはなれなかった。
人間も犬も、瞳が潤んで涙がこぼれるシーンはとても美しかった。
声だけ聞いてるとあまり気づけなかったが、キャストが豪華でビックリ!
夏木マリだけは湯婆婆感が出てて、すぐに分かった(笑)
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