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犬ヶ島のwatarihiroのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.4
劇場鑑賞66本目

近未来の日本のメガ崎市でドッグ病が蔓延していた。小林市長は全犬をゴミ島へ隔離する事を決めた。小林市長の養子、小林アタリは護衛犬がいたが、ゴミ島へ隔離されていた。半年後、飛行機で向かいそこで五匹の犬と出会った、、、。

世界観に衝撃でした。
メガ崎、ドッグ病、ゴミ島といったオリジナルワードから感じるSF感。人間はほとんど日本語、犬は英語で少しはちゃめちゃな設定なんだけど魅力に感じる所。常に聞こえる重たい太鼓サウンド。英語と日本語を同時に出してくれるオープニングクレジットとエンドロール。ウェス・アンダーソン監督は凄いクリエイティブでした。

声優は豪華でいい意味でまとまりがない。
スカーレット・ヨハンソン、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、フランシス・マクドーマンド、渡辺謙。そして野田洋一郎、山田孝之、松田龍平、オノ・ヨーコ、、、オールスターすぎますね。

海外の監督がガッツリと近未来の日本を舞台にして、犬と人間の関係を焦点に起き、それをアニメで表す。広島を思い出させる描写はありましたけど、監督の日本愛というか、芸術を楽しめました。
ストップモーション?コマ撮り?だったのがいいです。
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