さき姐

犬ヶ島のさき姐のレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
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期待をぐうんと上回ってきました
まさかあんなに笑うとは…
映画館じゃなければひぃひぃ言いながら叫んで笑ってたと思います。ほんと日本の映画館って高いうえ心置きなく声を出して笑えないからやだ。映画館を出た後は上映中抑えてた笑いがこみ上げて梅田の地下街を爆笑しながら歩きました。

この映画を100%楽しめるのは日本語がわかる人の特権!
でも一回じゃ無理です!画面の情報量は相変わらず多いので途中で字幕を読むのを諦める瞬間が何度か訪れました。
だからこれはお家で声を出して笑いながら何度も一時停止して繰り返し見たい作品。見れば見るほど新しい小ネタに気づくんじゃないかと期待しています◎
まじで柱とかに書かれてる日本語ぜんぶ読んでやる!


どのシーンが面白かったかといえば…
いろいろありすぎて挙げてられません!

強いて言うなら病気にかかった犬はくしゃみをするという設定が絶妙でした♡そして犬たちが絶妙なタイミングでくしゃみをするのでさんざん笑わされました。くしゃみがこんなにシュールな笑いを生むとは…

あとは、声をあてているやたらと豪華な俳優陣たちの名前がカタカナで表記されていたこと。なんか笑けてきちゃいます。向こうの人はカタカナなんて得体の知れない文字だから我々がアラビア文字見てるような感覚と同じなんだろうけど、読めちゃう日本人としてはなんか可笑しい…

そして腎臓の手術のシーン。これは日本人しか笑えない気がする。手術室内の緊迫感ゼロで異常にリアルなトーンで会話が繰り広げられているのがやけに可笑しい。


もうきりがないのでこれくらいにしておきます。


―追記―
ハリウッドの名だたるスターたちの主に犬役での声の出演がやけに可笑しい本作ですが、仏語吹替版の声の出演もあほみたいに豪華すぎて吹いたので見てください!
スポッツ:ルイガレル
レックス:ロマンデュリス
デューク:マチューアマルリック
ナツメグ:レアセドゥ
通訳:イザベルユペール
                …などなど!
しかも彼らの名前が例によってカタカナ表記されてます。ほんまにこの映画どうかしてる。
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