Reko

サラリーマン・バトル・ロワイアルのRekoのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

第二ステージは!?
第二ステージはどこなの!!?!?

製作・脚本がジェームズ・ガンと聞いてて予想していた10倍ジェームズ・ガン作品だった。冒頭マイケル・ルーカーが、次いでショーン・ガンが出てきた時点で「いやジェームズ・ガン色~!!!」ってはしゃいじゃった。
調べたところによると、ジェームズ・ガンが2007年に見た夢を元に脚本を書き起こしたそう。ビルの防壁内に閉じ込められた社員たちが、殺し合いを指示する謎の声の放送を聴くという…何て夢見てんだ! 頭ん中どうなってんだ! さすがです!

脚本書いたものの色々あり、しばらくして監督オファーが来たことで書いたの思い出したんだって。公開近年はガーディアンズで忙しく監督は無理だったので、完全な創作権を与えられることを理由に製作を引き受けたんだとか。そりゃジェームズ・ガン色出まくるよねぇ。監督作よりはかなり控えめな印象だけど。
それでもジェームズ・ガン色出てるの凄いw

前半の頭パーン!以外は物足りないけど、後半残り30分ほどでお待ちかね邦題通りの殺し合いスプラッター! 痛い描写もたくさん! 何故皆、埋め込みチップを自分で取り出そうとするのか…本当に止めてくれ…痛いよ…

人間ドラマはついでと思って観る方が良い。
ベースの脚本が2007年だからかキャラクター像が薄目でツッコミどころもあるが、スプラッター映画としてはそこそこ良作では。
ただ殺し合いの理由が実験という言葉でしか説明されてないので、もう少し掘り下げて欲しかった。会社のお遊びなのか国の実験なのか、よくわからん。

って謎の声~! クイルの祖父~!!!
ジェームズ・ガン作品常連~!
って最後までジェームズ・ガン色を楽しませてくれる。キャスティングも担当したんか? ってくらいのメンツで笑った。

ところで監督の方も、スプラッター映画込みで面白そうな作品たくさん撮ってますね。今度観てみよう。
Reko

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