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許された子どもたちのINOSHIのレビュー・感想・評価

許された子どもたち(2019年製作の映画)
3.5
嗚呼あああああ…
マジで疲れた…(笑)

胸糞にも程がある。
耳障りな音とリアルな描写…
苦しそうな血反吐を吐く音と
料理の具をスープにビチャビチャする音。
集団で群がるガキ共とお菓子に群がる蟻。

観れば観るほど胸糞悪い気持ちになったが
それだけこの映画の表現方法にハマってしまっていた。ちくしょー!

正直、登場人物全員救いようの無い状況…

何が善で何が悪か分からなくなった。

多勢でのイジメは絶対的に許されるものでは無い。
しかもその結末が「殺人」であれば。
被害者の親の立場で考えれば
俺だったら同じ殺し方で死んでもらいたいと考えるだろう…
加害者に同情の余地無し。

加害者の少年、
精神的にも全てにおいて
「未熟な思春期」に、あの親は
酷すぎる。
あんな糞親、糞両親の元に産まれてしまった事だけが唯一同情できた。

主人公の少年も昔イジメられていたから
痛みは感じていたはず。
その「痛み」が糞母親によって
歪んだ解釈に変換されたんだろうな。

人の痛みが分からない人間が
いっぱいご出演されています(笑)

主人公しかり、糞両親、転校先のクラスメイト、全く頼りない教師、悪魔みたいな女弁護士、動画配信者…等々。

唯一救いなのがボクサー少女(笑)
見事なワンパン入ってます。

Blu-rayの特典映像のメイキングがあって
助かった…無ければしんどいままの一日になっていた(笑)
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