許された子どもたちのMasakiのネタバレレビュー・内容・結末

自分の中で期待値が高かった作品なだけに少し拍子抜けしてしまった。中盤に登場してきた春人くんとかもはや笑わせにきてないか？
キラの一連の行動を あの年代特有の衝迫のようなものとして捉えるには一般人には難しい。過去にいじめられた経験があったという描写が僅かに見られたが、感情移入は出来ない。行動に必ず理由を求めるとまでは言わないが、なんだこいつとしか思えなかった。
本作品は事件の(世論なども含めた)その後を中心に描いたのかもしれないが、キラだけが自分の中で消化し過去の遺物として終わらせようとしていたのが最後まで恐ろしかった。
カメラワークだったりの映像面は工夫が施されていて面白かったです。