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許された子どもたちのskrのネタバレレビュー・内容・結末

許された子どもたち(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

日常を壊された被害者は終わりの見えない何かを背負いながら生きていかなければならないが、加害者は今回の事件の犯人が少年だったこともあって、少年法で守られて、少年という立場と名誉とウソで無罪を勝ち取り、なぜか裁判が終わった。
被害者が裁判で少年本人に伝えたいことも伝えられず裁判が終わった。そして、とても胸糞悪いのはその後月日が経ち、少年が死ななかった事だと思ってます。被害者はもうこの世に存在していないのに、なぜ罪を犯した少年はまだ生きてるのか?そんな疑問が出てきました。
ネットが予想通りに荒れて、本名や、家族のことまでバレて、これから生きていくには最悪な環境になったものの、カラオケや、家族と過ごしたり、罪を犯す前にできていた事が罪を犯した後でもできる。理不尽な気がしました。終わりのシーンではパンケーキを食べ、笑う。最後まで、何かが晴れる事なく終わりました。。
殺人というのはとてもタチが悪いですね。
私が、被害者の家族なら、その犯行が事実かどう
か分からない状況だとしても、手段を選ばず行動してしまう気がしました。この、被害者の家族は、最後まで優しかった。
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