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許された子どもたちのnのレビュー・感想・評価

許された子どもたち(2019年製作の映画)
5.0
被害者側、加害者側で見方を変えると印象が変わりそうな映画。

被害者の男の子の名前を間違えるシーンや、帰宅時間を偽ったり序盤は母親の不快感がすごい。

ただ絆星と母親視点でストーリーが進んでいくので、許してはいけないのにどうしても感情移入してしまう。

母親は毒親だけど、絶対子供の味方でいるし絆星も母親の前だと普通の好青年に見える。

ネットで叩いてる人、転校先の学級委員長たちやいじめっ子たちのシーンは見ていてとても胸糞悪いし解像度が高すぎる。
自分が同じように人を虐めている事に気づかない。

桃子はミステリアスでいまいち感情がわからなかったけど、好きなキャラクターだった。

ラストシーンは前向きに進んでいるというよりも、依存し合って2人だけの世界が出来上がってしまった印象を受けた。
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