「憧れていたんですよ。人の命を自由にできるじゃないすか。」
アカデミー賞受賞作品！殺人犯の真意を探る作品！
▼あらすじ
弁護士の重盛は、殺人の前科を持つ三隅の弁護を引き受ける。面会を続けるうちに三隅の供述は二転三転していく。彼の真意とは？三度目の殺人とは？
▼感想
アカデミー賞受賞作品が観たくて鑑賞！
事件の真相よりも、殺人犯の三隅の真意を探る映画だった。
終始重い雰囲気でストーリーは進んだ。
そのため、キャストは豪華だが、役所広司演じる三隅と福山雅治演じる重森の2人が作品の中心に居た。
役所広司の主演の映画を見るのは久しぶりだったが、表情の演技が印象的だった。面会のガラス越しに映る三隅は色んな表情を見せて、自分は彼の真意が何か分からず困惑した。
福山雅治は鑑賞前は勝手に刑事の役かと思っていたが、この映画では弁護士の役だった。リアリストな弁護士の役が合っていた。
裁判官が命を奪える立場という考えは、新しい解釈だった。タイトルの三度目の殺人の「三度目」については答えが出せた。
▼お気に入りのシーン
三隅が重森に面会で無実を訴えるシーン！
