このレビューはネタバレを含みます
Netflixにて配信開始‼️
是枝裕和監督
役者部門以外日本アカデミー賞総ナメ
なのに、結末がスッキリしないので評価はいまいちな作品だが、私は好きだ。
人間の業に関するものは、不親切な作品があってもよい。
海街diaryにて鮮烈に頭角を現した広瀬すずをめちゃくちゃマイノリティ感のある難しい役どころで起用。当時はこの演技をやれる19歳の女優はいなかったので、際立つ存在感
今、プチ役所広司ブームだが、福山雅治との拘置所でのアクリル板越しのやり取りは秀逸な出来栄え。
役所広司と福山雅治さん、役者力は違いすぎるが福山さんでないと出せない魅力もあると再確認
脇役も充実も色んな依存性の毒母斉藤由貴が凄い
一瞬の品川徹さんは好きすぎて声だけでわかった😊
全般、真相解明に関しては極めて不親切
父親が娘を守るためなら、というのがキーワード
だから娘を虐待する父親は死に値する、ということかな。
福山さんの娘役蒔田彩珠だし‼️
日本の裁判制度の事務手続き化を批判しつつ、二度強殺の犯人になったら死刑が通例。
殺した人間は2人だが、なぜ3度目の殺人なのか、最後になるほどなと。
父親からの虐待に関する法廷証言を広瀬すずにさせない為、役所広司は自ら死刑になるリスクを冒して自分を殺した、だから3度目なのかと考察です
フジテレビ✖️アミューズ制作
この頃はまだ、テレビ放送を前提としてた時代なので事件描写はかなり薄い。視聴率の観点でも福山さん起用は必然。
今みると、邦画はコロナ中後から急激に進化しましたね。