ころころ証言を変える三隅(役所広司)。同じ役なのに別人の様な演技。観てる側も重盛(福山雅治)同様に、彼の証言を信じて良いのかどうなのか、何がホントで何がウソなのか翻弄させられる。
終盤の面会で、三隅から新たな証言を言われ信じるのか信じないのか問われるシーン。これまでとは違う熱を感じ、ホントかウソかではなく、言葉の裏にある三隅の想いを考えさせられ、ラストの判決へと向かう。
日本の裁判の脆弱性
人が人を裁く事
裁判までがお役所仕事
台所で咲江(広瀬すず)が母親との会話の後、振り返ってからの光の辺り方で、個人的な見方を固めた。
面会室で三隅と重盛の顔が重なりそうになり離れていく所、ゾクっとしました。
公開当時、タイトル通り三度観てくださいって言っていたので取り合えず二度と観たが、二度目に感じる事は特になかった。
ストーリーのもやもやよりも、理解してないことがあるのではないかと、こっちの方がもやもやして…語りたい映画です。
