殺る気なヘンリーシルヴァ

ハリソン・フォード 逃亡者の殺る気なヘンリーシルヴァのレビュー・感想・評価

3.5
妻殺しの濡れ衣をきせられ死刑判決をくらった男がトミー・リー・ジョーンズ演じる敏腕刑事の手を掻い潜りながら真犯人を暴いていく
昔はやったTVシリーズの映画化作品

【概要】
シカゴ記念病院の外科医リチャード・キンブルがある日帰宅すると、妻のヘレンが家の中で何者かに襲われて死に瀕していた。キンブルは犯人と思しき「片腕が義手の男」を追い払うが、妻は亡くなってしまう
その後キンブル本人が妻殺しの濡れ衣を着せられその場で逮捕、そして死刑判決を受ける
そうして刑務所へと移送されることになるも護送中に他の囚人たちが逃亡を企てたハプニングにより、護送車が列車と衝突し爆発炎上
事故を間一髪で生き延びたキンブルは混乱に乗じ、妻を殺害した真犯人を自らの手で見つけて汚名をすすぐため、事故現場から逃亡してシカゴへと向かう


【感想】
3回目くらいの鑑賞
この時代の映画って今の作品みたいに特にここが見せ場って感じの楽曲含め派手派手な感じなシーンはないけど(今作は一応ダム飛び込むシーンになってるけど)
安定したストーリーとキャラクターで観客をラストまでしっかり引っ張ってくれるから
何回見返しても面白かったってなるよね

ドラマシリーズの方はようしらんけど
今作のハリソン・フォードとジョーンズ共にいいキャラでした

主人公のキンブルは自分が逃亡している身で身の危険犯してまで情報収集してる最中なのに困ってる人がいれば手を差し伸べてしまう
そんな人柄が見ていて応援したくなるし彼が追い詰められるほどこちらの手も汗ばんでくるww

そしてジョーンズ演じるジェラードも
鋭い洞察力を駆使周囲の馬鹿げた意見を人蹴りするのが爽快!
そして、話が進むにつれキンブルの無実を信じだしたのか捜査を義手の男に向けていくなど応援したくなるし

後半につれふたりの正義に燃える男が真犯人を追い詰めていく様は面白いっす