Kellie

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラのKellieのレビュー・感想・評価

3.5
モノの価値は創造にかけた愛情の深さで決まる

ある人のファンだけど、ネットで拾えるからCD買わない、本も買わないという人がいる。(買えない、ではない。)それは、その人のことをいつか好きじゃなくなる、無駄になるって心のどこかでわかっているから?具体的な成果が創り手やスポンサーに見えないと、当然その人の価値も上がらない。あるモノや人を好きになり、それを伝える方法には色々あるだろうけど、自分だけ損はしたくない自己中な消費者になってはいないか。何かを作るのにはそれなりに時間がかかるものなの。愛情かけたものなら尚更。何を選ぶか、冷静に判断して生きたい。


タイトルから受ける印象とかなり違って、完全にアイリーン礼讃映画。ル・コルビュジェ見ていて嫌な気持ちにしかならないので、彼を尊敬している人にはまあおすすめできません。「アイリーンとル・コルビュジェ」でもよかったのでは。
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