ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラの作品情報・感想・評価・動画配信

「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」に投稿された感想・評価

【⚠️海辺のヴィラは  
   ル・コルビュジエの建築
      ではナイです⚠️】

〈未来は光 過去は影〉

ル・コルビュジュエが愛し…
才能に嫉妬したアイリーンの
実話ベースのストーリー。

南仏の眩しい光✨
ゆったりとした音楽…
落ち着いて観れる。
海辺の景色も楽しめる。

クリエーター同士の恋愛が観れる。 

インテリア好きにオススメ❣️


【1920年代のフランスでインテリアデザイナーとして活躍していたアイリーン・グレイが建築家ル・コルビュジエと出会ってから1976年に亡くなるまでを描いている。 】

⬆️
Wikipediaより。

詳しくは
Filmarksのあらすじを…
sayachi

sayachiの感想・評価

3.9
アイリーン·グレイ(役の女優さん)の髪型·コーディネート·佇まい、インテリア、南仏の海辺の景色が美しい。映像も絵画的でモダンで、かなり好みでした。
ストーリーとしては、コルビュジェがこんなおっさんだったのか、という若干の驚きと、時代的な特徴でもある女性への押し付けがましい観念がもどかしいですが、あまり知られていないアイリーン·グレイの魅力を引き立てていると思いました。

このレビューはネタバレを含みます

E.1027。
コルビュジエのせいで、その功績が長い間正しく認識されずにいたアイリーン・グレイの代表作。
コルビュジエより早く彼の近代建築の五原則を体現した建築。コルビュジエが嫉妬して羨んだのも無理はないと思います。
だけどあんなことって流石に酷すぎではないでしょうか…。いくらアイリーンが控えめで、創造する行為だけに興味があって所有に拘りがないとはいえ、あれだけの功績が正しく認められていなかったなんて。
雑誌上の名前の操作、写真の操作だけであれほどの誤解を生むなんて、そしてE.1027着工当時はアイリーンのほうがコルビュジエより有名だったはずなのに…。

アイリーンがE.1027を完成させてバドウィッチたちに内覧させるシーンが彼女も家自体もキラキラ輝いているようで、本当に好きです。コルビュジエはやはり住宅は住むための機械という立場を崩さなかったけれど、アイリーンは自己の拡張と捉えていて(バドウィッチもそちら寄りの考えだったように思います)、流石は元がインテリアデザイナー、住宅とそこに住む人(アイリーンとバドウィッチ)の生活にぴったり合うインテリアとの組み合わせが素晴らしすぎました。
彼女は周囲の自然、住宅自体、内部空間、人の暮らし、その全てを繋げて完璧な建築を造り上げました。住宅は機械ではないとして譲らなかったアイリーンの感性でなければ造れなかったでしょう。自分が打ち立てた理論とはいえ、これはコルビュジエにはきっと出来なかったのではないでしょうか。

コルビュジエが独学でしかも最初の作品で自分の理想を完璧に実現して、一気に自分を超えてきたアイリーンに畏敬の念を抱くのは分かりすぎるほど分かるけれど、アイリーンは何故あそこまでコルビュジエを尊敬したのでしょう…?後世の私たちは建築家として完成されたコルビュジエと、彼の作品を知っているからコルビュジエファンが多い(私も好きです)のは頷けますが、裏切られ手柄を奪われたアイリーン本人にとってコルビュジエのどこが良かったのでしょう?しかも好きだったのはバドウィッチだし…こんなこと言っては何ですが…。

そしてバドウィッチといえば、アイリーンとコルビュジエ、どちらにもいい顔しつつ、なのが本当によくないですよね。アイリーンを庇うなら庇うで、コルビュジエと一緒に功績を奪うなら奪うで(本当は全く良くないけど)、どちらかにしたらいいのに…。結局アイリーンやコルビュジエほどの名声を獲得できなかった彼にとって、憧れの対象でもあり自分を愛してくれたアイリーンを裏切ってコルビュジエと共謀しつつ、だんだん家の方向性を変えていくコルビュジエに疑問をもつことは、どれほどのメリットがあったのでしょうか…。

これを見てコルビュジエが少し嫌いになった、というレビューが多いですが(笑)、途中途中に挟まれた、コルビュジエが振り向いて観客に対して行う心情独白、くすりと笑ってしまいました。巨匠とはいえ人間味があり、わがままな子供のような一面が見られて、可愛らしくて好きです。やったことは許せないけど。あのシーンがあるから嫌いにならなかったのかも。(笑)

結局アイリーンの名声は巨匠コルビュジエも羨み自分の手柄にしたがった(45分の設計図の小屋をちょこんと裏に建ててまで、笑)、あのE.1027を建てた、と言うことで更に高まり、インテリアにも高値が付き、、、だから原題がThe Price of Desireなのでしょうね、アイリーンや購入者の欲望の値段ということではなく、コルビュジエが手柄を奪おうとしたその欲望により跳ね上がった値段、と言う意味で…。
あの壁画、やはりないほうが、、と私も思ってしまいますが、コルビュジエが家を預かっている間もどんどん数を増やして、色までつけて(笑)、かなりの愛着があったんだろうな…と思います。下手したら自分の建築より好きだったのでは。

これを観てから、改めてコルビュジエの作品集を読むのですが、もうどんな気持ちで読めばいいのかな…(笑)
他のは努めて純粋な目で見ようとは思うのですが…、、
邦題はともかくとして。笑

互いの才能を認め合いつつも、最後の一線で袂を分けてしまったコルビジェとアイリーン。
主役はあくまでアイリーンなんだけど、巨匠コルビジェがその心の声を時折画面のこちらに向けて呟いて、なかなかに面白い作り。
戦争を挟んでアイリーンの作った代表作の別荘「E.1027」を中心に、話は進んでいきます。
初め設計を手伝おうとしたコルビジェでしたが、アイリーンとの打ち合わせ段階で破断。しかしながら出来上がった別荘は、彼の提唱する近代建築の五原則するだけじゃなく、アイリーンならではの細やかな気配りの行き届いた傑作。

コルビジェは嫉妬からかその設計を評価しませんでしたが、その後幾度となく入り浸ったり、勝手に壁に絵を描いたりとお気に入りだったのは誰の目にも明らか。笑
その上別荘が売り払われそうになると、知り合いに頼み込んで買い取ってもらったとか。
すぐ近くに小さな休暇小屋を作って、目の前の海で泳いでる途中に心臓麻痺で死んじゃうなんて、まるでマザコンの子供みたいですね。笑

そして実際に2人の作品を使った撮影が資料映像のようで、設計に関わる人には堪らない作品でもあると思います。
うさぎ

うさぎの感想・評価

4.0
タイトルにル・コルビュジエはいらないのでは。時折カメラ目線で語り出すコルビュジエのシーンも。
建築やデザイナーとして女性が仕事を持つことに厳しい時代、アイリーンは才能を開花させていた。
インテリアや、白やベージュの着こなしが素敵だった。
Hanae

Hanaeの感想・評価

3.5
アイリーン・グレイをこの映画で知った。
「名作家具」と呼ばれているものが次々に生まれていた時代に、売れっ子だったらしい。
自分自身、日々ものづくりに携わる身として、尊敬や共感ができることが多く、彼女のことをもっと知りたくなった。

第二次世界大戦前後の時代の流れと、カップマルタンの空気感を味わえたのも良きでした。

観た後、題名に「コルビュジエ」が入っていることに違和感を感じたけれど、私のようにアイリーン・グレイを知らない人にとっては彼女を知るきっかけになる作品だったのではないかと思う。
コルビュジエの描き方に偏りがありすぎる気がするけど、どうなんだろう。
気高く優秀なアイルランド女性が
フランスで不幸だった話

数字とmagnifiqueのavant
アイリーングレイのことをよく知れた。
ルコルヴィジュエに関してはあんまりよく描かれていない
家具デザイナーとして有名な二人に接点があったことは知らなかったので、今回の映画でとても勉強になりました。
ちょっと変わった撮り方をしているので、時々「ん?」となりつつ。
全体の映像美は凄いんだけど、ル・コルビュジエが完全に悪役みたいになってて、これだけだど、見方が偏ってしまうなと思ったり。

女性が自由でいるために結婚しないっていうのは、たしかにそうなんだよね。
結婚してからのアイリーンの抑圧された自由がみじめでならなかった。
ストーリーはだらだらと長くてつまらないと途中で思ってしまうから、興味ある人は観てみるといいよ~て感じの映画でした。
minami

minamiの感想・評価

3.2
「物の価値は、創造に込められた愛の深さで決まる」
ずっと思ってたことをアイリーンも考えててグッときた。
嫉妬に狂うコルビジェが滑稽だった記憶。
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