FukiIkeda

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラのFukiIkedaのレビュー・感想・評価

3.2
先日、坂倉竹之助氏より、坂倉準三氏、ペリアン、コルビュジェとのエピソードを伺ってフワフワした気分になっていたので、この映画は思い描いた夢のブロックをグァッシャーンと崩されたような気持ちにさせられたので、かなり堪えた…。笑
女の才能を食い物にする男達。
コルビュジェ、子供っぽすぎるを通り越して、サイコパスじゃないか!!笑
実際にいたら、凄く嫌いなタイプで、危うく作品まで嫌いになりそうだった…。笑
アイリーンの描き方は非常に美しく、パッションに溢れているけれど、あまりにも色々な出来事が断片的な描き方だから、なんか途中から確信に迫ることのないドキュメンタリーを観ている気にもなってきたから勿体ない。。。
監督のインタビューによると、ペリアンとバドヴィッチの関係などは確実ではないらしいが、とはいえない話ではないのか…。
だったら、もっとロマンティックに、エモーショナルに描いたらいいのにって思った。
コルビュジェに個人的な恨みがあるのか!?と思いたくなるような描き方で、映画として、断片的すぎて、伝えたいものがよくわからなかったかな…
FukiIkeda

FukiIkeda