BK477

MEG ザ・モンスターのBK477のレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
3.0
最近増えて来た中国資本の映画の一つ。
ちょっとこの作品は中国臭がキツい部分もある。
 (中国人は善人で、アメリカ人の金持ちは嫌な奴…というあからさまな設定とか。) 
しかしながら、「メガロドンは世紀の大発見だから学術的に貴重な存在だ」ということを劇中で言わせた点は、脳死サメ映画と違って評価できるポイントであると思いました。 この手の映画はたいてい「サメ=悪」という刷り込みになりがちですので、たとえ一瞬であろうと、一応劇中で葛藤を描いたことは評価します。 自己犠牲のシーンが多く、ちょっと感動の安売り的な面も感じたが、サブキャラ含めてキャストは名脇役クリフ・カーティスさんをはじめJW2のルビー・ローズさん、マシ・オカさんも良かったし、サメの襲撃シーンも迫力がある。サブキャラの誰が生き残るか予想するパニック映画の醍醐味も楽しめる。 夏の娯楽映画としては普通に見て損は無いと思いました。 もう少し中国色をオブラートに包んでいれば、もっと世間的な評価は上がったでしょう。
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