宇宙からやって来た麻薬ディーラーvsドルフ・ラングレン。
地球人の体内でしか作られない麻薬 ‶エンドルフィン”。
まず、人の体にヘロインを注入し、体内でエンドルフィンを精製させて、脳からそれを吸い取るという方法で、宇宙人が次々と人間を殺していく(エンドルフィンを精製、採取する人間の選別基準は不明)。で、その事件にドルフ・ラングレン演じる刑事が巻き込まれ、更にはその宇宙人を止めるために、また新たな宇宙人が現れる。
一昔前のSFアクションっぽく、とにかくド派手に爆発させればいいんじゃね? な映画。とにかく無駄に大げさな爆発シーンがてんこ盛り。
主人公の刑事が、事件の捜査のやめにやむなくFBI捜査官とコンビを組むのだが、二人が少しずつ互いを信頼し始めていく展開は良い。できることならそこのところをもう少し掘り下げて、人間ドラマの部分にも深みを持たせてほしかったかな。
ラストバトルはちょっとくどい。
そしてヒロインの存在が全く意味なかった。