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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーのbのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

もっとミニマムな話かと思いきや、予想に反して大きな時間の流れ、人類の歴史を感じさせる壮大な話でした。

画面の画角がスタンダード・サイズで四隅が丸っこくアナログテレビの画面を彷彿とさせ、そしてフィックスでの長回しを多用したりと観客に傍観者であることを意識させるような演出が見られた。これはとにかく静観し続けることしか出来ない実写オバQの視点とリンクさせるためだと思います。あと窓の使い方もそれ。



正直退屈な映画です。
ただ、ある種の創作論として見ると中々感動的というか、何かを後世に残す意義とかそこに人生の意味を見いだそうとする価値観に思いを巡らせました。まぁ、楽観的過ぎるんじゃあないかとも思ってしまいますが。
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