全どロ

血のお茶と紅い鎖の全どロのネタバレレビュー・内容・結末

血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

クエイ作品を探していたら「これを」と差し出された。ふむ。

ファンタジーな世界の住人が、自分と同じサイズの人間の人形を作る。ひえ。

人目線だとめっぽう不気味な彼女を、よってたかって愛でる…服もあつらえ、両目に花をぶっ刺しミッドサマー。

しかし川からどんぶらしてきた(実写ティーポットからの)卵を腹に入れてからは、屋外に全裸磔刑というあつかい。

祀った…?いや大事にせい!
ほら見ろ盗まれたー

しかしこの世界の者はかなりデザインの凝った服を着て、楽器をたしなむわりに普通に尺取り虫とか食いなさる。謎

カエルは二足歩行なのに、亀はなんでか手綱をつけて車を牽いている…キティちゃんが猫飼ってるくらい謎。

ネズミのうち、何個時計あんの?
秒針の音で発狂するわ!
バンジョーなんぞ弾きおって…愛らしい。
泥棒ネズミめ!

なんか人面蜘蛛も人面鳥も高橋留美子チックで良いですね。

殻をやぶり卵から生まれる、布をさいて外へ羽ばたく、蜘蛛の赤い糸にグルグル巻き、ほどかれたと思いきや巨大柏餅に転生、そして川流し…おお人面鳥よ。

母はといえば、大岡越前だれも譲らんバージョンで四肢断裂エンド…

うむ!
一件落着!愛は重い



個人的に顔があるのか無いのかわからない満月がMVPでした
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