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モンスター・モーテルのhi1oakiのレビュー・感想・評価

モンスター・モーテル(2016年製作の映画)
4.0
ドアタマからサイテー過ぎるシーンのオンパレード! ただそれも絶倫ゾンビ映画としての序章に過ぎないことが後々わかる。
ちなみに邦題になっているモーテルに到着するまで1/3を要します。原題は『Night of Something Strange』。
登場人物の名前はフレディとジェイソンとキャリーとクリスティーン(字幕ではクリスティン)。最低限この4人の名前の由来がわかる人以外は見るべきではないでしょう。たぶん立腹するだけです。
想像以上に下品でナンセンスなホラーで、それがイイ! 特にフレディとジェイソンのエピソードはサイッテーだ(褒めてる)。
終盤にかけて加速する悪ノリはツイストし、まさかのラスト15分まで来て“あのオマージュ”を入れてきたりと、ラストシーンまでキッチリふざけ切る。エンドロールもなかなかにふざけてる。
鑑賞後の気まずさと爽快感が入り混じる感じは、ピーター・ジャクソンの『ブレインデッド』を初めて観た時に感じたそれと似ている。
これは掘り出し物だ。
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