まの

女は冷たい嘘をつくのまののレビュー・感想・評価

女は冷たい嘘をつく(2016年製作の映画)
2.9
幼子を育てているシングルマザーは、子供をベビーシッターに任せっきりで仕事に明け暮れている。そして気づけば娘がシッターと共に消えてしまい、慌て出す話。子供の親権を取る為必死で働かざるを得ない母と、子供を失い、尽くしたいけど尽くせない母の二人の姿が哀しい。二人とも子供を愛するが故なのに、一人は被害者で一人は加害者。被害者の母の加害者への気持ちは恨みから同情、最後には友情に変わっていったんではないでしょうか。ラストの海で手を離すシーンは切なかったです。
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