アキエ

羅生門のアキエのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.5
原作は【藪の中】
最後人間の美しさを信じる終わり方よい
森の中のシーンのコントラストがどこか神秘的な雰囲気を醸し出している
恥ずかしながら黒澤明や三船敏郎や京マチコという日本の映画史を代表する俳優の作品を初めて鑑賞
多襄丸役三船敏郎の動物的精気溢れる演技は昨今では見ないもんだな
京マチ子役の女もなかなかの狂人ぶりで見てて不快になるほどだったが、女のエゴを見事に演じているが故か

Wikipediaよりメモ

同じ出来事を複数の登場人物の視点から描く手法は、本作により映画の物語手法の1つとなり、国内外の映画で何度も用いられた[1]。海外では羅生門効果などの学術用語も成立した[1]。撮影担当の宮川一夫による、サイレント映画の美しさを意識した視覚的な映像表現が特徴的で、光と影の強いコントラストによる映像美、太陽に直接カメラを向けるという当時タブーだった手法など、斬新な撮影テクニックでモノクロ映像の美しさを引き出している。

第12回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞、第24回アカデミー賞で名誉賞(現在の国際長編映画賞)を受賞し、これまで国際的にほとんど知られていなかった日本映画の存在を、世界に知らしめることになった[2]。また、本作の受賞は日本映画産業が国際市場に進出する契機となった[3]。
アキエ

アキエ