やかじょ

羅生門のやかじょのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.0
21年の目標に黒澤明を観るというのがあって、駆け込みで。
羅生門、そういえば大学の授業でやったような気がする。木の葉を通して太陽を撮るショットはこの作品が世界で初めてと言ってたような気がする。
あと風の描写も今とは少し違くてよかった。
見終えてみれば、これは『藪の中』じゃん。そういえばそんなようなこともどこかで見たような。21年に芥川の小説集読んで、羅生門(こっちは高校の教科書でも読んだが)は好きじゃないけど、藪の中は好きだったので、もっと早く見れたかも。なんで羅生門なんだろう。羅生門だから最後のシーンももしかしてとヒヤヒヤしたが、ヒヤヒヤ損だった。
真砂の演技がすごく怖かった。昔の美人ってこんな感じかな。