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羅生門のすてふのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.6
知ってる話と違うと思ったら『藪の中』を脚色して『羅生門』の要素を少し加えた話なんですね

殺人事件の当事者三人の証言が食い違う。何が真実で誰が犯人なのか…。とミステリー感覚でみちゃ駄目なんですよね。二度みて作品の本質が分かりました。人間のエゴを描いた芥川らしいお話

只、芥川の後味悪い感じが好きなので、黒澤流?なのか後味良くなってて、う~ん。。でも原作と差別化する意味で、とても良い作品に仕上がってると感じました
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