ゴン

羅生門のゴンのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
4.5
なんか、画面とか構成とか、すっごいおしゃれなんすねえ。すごい感心した。引き込まれた。
このくらいの時代の映画はリスニングにものすごい労力を要するので基本めんどいのですが、そんなの飛び越えるくらい面白かった。映画の主題がなんなのかについて考えちゃうと、文学研究みたいになって出口ないモードになるんだけど、考えるだけで楽しい。なにより画面を追ってるだけでこんなに緊張して、ワクワクしてしまうんだから最強だ…
三船敏郎のしゃべりは別に聞き取りやすくないけど、決然としてて耳を傾けちゃう。画面の向こう側から唾が飛んでくるんじゃないかっていう。カッコいいぞ!
ゴン

ゴン