ファン・フェイフォンと言えば、ジェット・リーのワンチャイシリーズが圧倒的に有名だと思うんだけど、こちらは主演がエディ・ポンのもので、ワンチャイシリーズに比べるとかなりシリアス寄りな内容になっています。
港を仕切るマフィアによって庶民は苦しい生活を強いられ、アヘン漬け。その悪を絶たんとマフィアに潜入するファン・フェイフォンとその仲間たちのお話。
マフィアのボスは、サモハンでございます。
ストーリーは割と面白いと思うのだけど、ちょっとだらだらした感じは否めない。それと、アクションの見せ方がイマイチ。サモハン出てるのに、アクション監督はサモハンじゃないのよねー。アクションシーンのカット数とアップが多いと、やっぱり迫力がそがれる。この人、実はアクション出来ないんじゃないのー？ってなるのであんまりよくない。それだと、エディ・ポンがただの筋肉男子になってまうやん。ま、エディ・ポンがアクション出来るのか上手いのかはよう知らんのですけどね。
ジャッキーとかドニーさんはやっぱりそこが違うなって思った。ワンカットで長い組手が行われるので、アクションシーンの迫力が違う。
と、割とけちょんけちょんだけど、エディ・ポンは、♪好き好き好き好き好き好き！のアニメの一休さんにそっくりのくりくりお目目でとってもかわいい顔なのに、なかなかの筋肉美でよかった。そこをもっと活かした演出が欲しかったなぁーというとこかな。
あと、マックスチャンにそっくりの人が出てる！と思ったら、本人だった。フィルマのキャストには載ってないからびっくりしたよ。
もひとつ、最後の方でファンフェイフォンをリーダーに民衆が決起するシーンが、バーフバリ！ジャイホー！バーフバリ！ジャイホー！でした。
