いかえもん

新・座頭市物語のいかえもんのレビュー・感想・評価

新・座頭市物語(1963年製作の映画)
3.7
座頭市シリーズ3本目は、「新・座頭市物語」。
なんと、今回からカラー作品になりました!
映像も心なしかクリアになった気がする。
そして、私は思う…、いっちゃんをキューピーさんみたいなマスコットにしてカバンにつけたらきっとかわいいに違いないと。

まあそんなことは置いておいて、今回は市に刀を教えてくれた師匠が登場。
しかし、この師匠、

あかーーーーん!!!!

あかんやつでしたわ…。なんか武士の風上にも置けんやつでしたね、結果的に。市の方が貧乏やし博打うちのやくざ者やけど、心の根の優しさとか道徳的に大事なところがよっぽど武士でした。

殺陣の派手さは毎回豪華になっている気がするけど、時々いっちゃん見えてるよね?(いや見えてんねんけどさ)とか思うこともあったりなかったり。湯呑しゅって手に持ったり、道端のゴミ箱すって避けたり、それ絶対無理っしょ!とか思うんだけど、まあそういうところは気にしない、気にしない。

しかし、いっちゃんモテモテよね。毎回、毎回結婚して~!って言われてて、しかし結婚には至らないのがちょっと寅さんっぽいような気もする(寅さんは寅さんが勝手に好きになってるパターンだったけど)。憎めない色男、でもないか、マスコットってやつか?それは私だけかー。