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彼女のいた日々のakubiのレビュー・感想・評価

彼女のいた日々(2017年製作の映画)
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あまりにも鬱々とした愚痴が吐露され、退屈な人生への憎しみと劣等感に溢れていた。じめじめした泥沼に、自ら浸りにいっているみたいに。
吐き出された 愚痴 は結局、自分の周りに煙のように纏わりつくだけなのに、吐き出さずにはいられない。ないものばかりを求めてしまう。だからこのひとたちにはまだ、希望があるのだろうなとおもった。あまり好きになれなかったのは、そのことにたいするわたしの劣等感ゆえなのかもしれない。
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