GW後半。パンチの効いたやつを。
女と女の殴り合いだ。
ネタバレになるが、この二人の殴り合いは作品の中で3度ある。
どちらにも肩入れできない程度にまあ嫌なヤツ。肩入れできないから殴り合いをからからと笑える。
しかし激しい。死んじゃうって(苦笑
あんな喧嘩したら命がいくつあっても足りない。
何故に殴り合う羽目になるのかは学生時代からの因縁。女の恨みは怖い、と書きたいところだが、男がこんな風に殴り合うシーンはこれまで山ほど観ている。
女だと、その行為自体が一つの作品として成り立つ不思議よ。
もうちょっと加えると、社会風刺的にもパンチ効いてる脚本で、からから笑いながらもじんわりと我らの生きる世界の問題提起が滲んでくる。
この女優を充てたのは大正解。
変わった作品だが、観て損なし。